肉のやま金
夜は牛で昼は豚
二つの顔を持つ焼肉店
切り絵アートのような牛のデザインが、ひときわ目を引く和風の外観。夜は黒毛和牛、昼は熟成三元豚で、肉ラバーのお客さまを迎えている焼肉店だ。八丁堀にオープンして3年。オフィス街の店だけあって、昼の定食はリーズナブル。低温調理でやわらかく仕上げた「トンテキ定食」と、肉の量が選べる「豚盛り(しょうが焼き)」の2種類で、キャベツがおかわり自由なのもうれしい。
夜は、全国各地の厳選黒毛和牛を手ごろな価格で味わえる。カルビとロースのほか、日替りでさまざまな部位を楽しめる「和牛切り落し得盛り」は、店一番の人気メニューだ。希少部位が入っているかどうかは、当日のお楽しみ。野菜や果物をすり入れた自家製もみダレにつけた肉を、各席の埋め込み式ロースターで焼き、自家製つけダレで食べるのがこの店のスタイル。
実はもう一つ、リピーターが絶えないものがある。注文を受けてから炊く土鍋ごはんだ。予約しておけば、絶妙のタイミングで炊き上がる。土鍋の蓋を開けるのは、お客さま自身の手で。湯気と炊き立ての香りが、場を盛り上げてくれる。土鍋に残ったおこげを牛骨スープで炊く、「ソルロンタン」でシメるのもいい。
専門店の焼肉を家で味わえる、コース仕立てのテイクアウトメニュー「おうち焼肉セット(2人前・6,000円)」が大好評。キムチ、塩ドレッシングのキャベツ盛り、ソルロンタン付き。ソルロンタンはスープをゆるめに固めてあるので、レンジでチンして熱々を召し上がれ。2人前から注文できて、広島市内(中区、南区、東区、西区)はデリバリーもOK(受取日の3営業日前までに電話で注文)。