交番通り四十
飲み物代0円、「もう食えん」と
言うまでワクワクがつづく料理店
ここは、お品書きのない料理店。6,500円で、当日のおすすめ料理を「もう食えん」と言うまで出しつづけてくれる。お酒を含めすべての飲み物も、追加料金は一切なし。「今日は、この食材で何品つくるけえ、それに焼酎や日本酒つけて6,500円でええかい?」。そんなおおらかな居酒屋をイメージして、このスタイルにしたそうだ。
新天地の交番がある通りに、40歳で店を開いたから「交番通り四十」。まず、この店名にそそられるのも、蝶ネクタイが似合う店主が仕掛けた最初のワクワクかもしれない。東京で和食の修行をした店主が腕をふるう料理は、鰹だしがベースの創作料理。その日の食材を眺めていたら、こんな料理にしようとアイデアがどんどん湧いてきて、「自分がつくりたいものをつくる」を貫いてきた。だから、常連客でも毎回、新しい美味しさに出会うことができる。
店主いわく「楽しかった!と言ってもらえるのが一番うれしい」。その言葉が物語るように、こんなにワクワクする時間を楽しめる店が、広島にあることを知らないなんてもったいない。
6,500円で、たとえばこんな料理が味わえる。季節や年によって変わる「四十のポテトサラダ」の2021年バージョンは、ポテトサラダに煮玉子をのせてニラソースをかけたもの。オープン時から一品目に出されている「四十のピロシキ」は、竹炭を練り込んだ皮にミンチ、黒胡椒、大葉などが入っている。「四十の茶碗蒸し」は、トマトのあんをかけたものなど毎月違う趣向が楽しめる。
交番通り四十
〒730-0028 広島市中区流川町6-22 亀泉ビル2階
URL:https://siju.sg-hiroshima.com
TEL:082-246-9143 ※営業日時等は随時変更の可能性があります。事前にご確認のうえお出かけください。