焼肉 知代(ちよ)
焼肉界のレジェンド
半世紀の味を伝える名店
創業50年。広島の地で、半世紀にわたって愛されてきた焼肉の名店「知代」。焼肉好きには、その名を聞いただけでたまらなくなる店だろう。創業者いわく「コウネも、テールスープも、広島で初めて出した焼肉店」だとか。さすがに歴史が違う。
A5ランクの黒毛和牛をはじめ、厳選された上質な肉を驚くほどリーズナブルな価格で味わえる。それを可能にしているのは、原価率の高さだ。圧倒的なコストパフォーマンス。店主の心意気を感じさせる値付けに、思わず頭が下がる。シメには、焼肉店によくある冷麺ではなく、「おむすび」と「ぬか漬け」が用意されているのも、この店ならでは。肉と相性のいいワインの品揃えも豊富だ。
店内には、カープや侍ジャパンの選手、アーティスト、アナウンサーなどのサインがずらり。著名人が足繁く通う店としても有名で、カープ選手御用達のテイクアウトグルメ「コウネ弁当&テールスープ」も、ファンにはよく知られている。ひとり焼肉も気軽にできる雰囲気なので、自分が食べたいものだけをささっと、時短で名店の味を楽しむのも一興だ。
何を食べてもうまい店だが、なかでもハズせないのは、この店が発祥とされている「コウネ一皿(825円)」と「テールスープ(1,210円)」。現在、店のメニューは、ほぼ全品テイクアウトOK。おうち時間にも「知代」の味が楽しめる。